己紹介など。


 

 海の月、と書いてクラゲと読んでしまったはるか昔の故人なんてどうでもいいのだが、その「海月」と書いてクラゲと読む苗字を強制的に授けられた友人がいる(他の「海月」を苗字に持つ方ゴメンナサイ)
 その名も海月ひかり。女のような名前だが、生まれてこのかた18年、生物学上では男となっている。
 つい、この間あった大学の入学式でも間違えられ(苗字の読み方も)危うく女の性別で登録されかけていた。ご愁傷サマ。
 そして、私の名前は花園渚。とりあえず生物学上では女となるらしい。
 前文で説明した海月とは妙に関係が続き、中学高校、そして大学…しかも学科までが同じ始末。俗に言う、腐れ縁なのか今春住み始めた夢の一人暮しのアパートさえ一緒でお隣りさんなのだ。

 わざとらしいが、世の中では二つの人間がいると仮定しよう。
 いつでも事件の中心にいる人間。
 いつでも事件の外側にいる人間。
 私と海月は確実に前者の人間である。
 別名疫病神。もしくはトラブルメーカーとも、言うらしい。

 


 

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